たくさんの ひとから 夏の はなしを きいた夏は 子どものものだ と思う と きいた 子どものとき 夏の夕暮れの気持ち おもいだした さねよしいさ子の うたを 思い出した夏休みの一日のおわり 子どもが友だちから別れて 家に帰る 夕暮れの うた メロディーが 思い出せない歌詞だけこんな感じの (てきとう) 虫たちが ないているまだ あかるいけど 日も まだ 長いけれど もう かえらなくちゃサンダル はいて 空が 暮れていく 暮れていく 匂いが する胸の奥が しめつけられる かなしい予感がする ふたりとも 今日は よく やけたね汗を かいて 疲れたけれど まだ いっしょに いたいな 草のかげ 虫が ないている ほっぺたが 熱い 空が 暮れていくおわっていく色になる遠く とおざかる かなしい 予感が する 夕暮れは いまでも 胸が くるしくなるしずかに おわる 夕暮れ 痛いそれは いまでも ど