インターネットドメイン管理団体のIANAやICANNなどが2月3日、IPv4アドレスの中央在庫の割り振りがすべて終了したと発表した。中央在庫は完全に枯渇したことになる。 この日、最後に残っていた5ブロックが、5つのRIR(地域インターネットレジストリ)に割り振られる式典が行われた。RIRにはIPv4アドレスの在庫がしばらく残るが、いずれ枯渇する見通し。 これら団体は、次世代IPアドレス規格IPv6は「今や選択肢ではなく、必須」として、同規格への移行を促している。IPv6はIPv4よりもはるかにアドレス数が多く、ほぼ無限と言われる。 関連記事 IPv4アドレスの中央在庫尽きる IANAのIPv4アドレスが近く、完全に枯渇する見通し。アジア太平洋地域では、RIRの在庫も今年後半に枯渇すると予測されている。 Google、Facebook、Yahoo!がIPv6での24時間サービス提供実験を計画