新型コロナウイルス感染症に伴い、昨春からオンライン(Zoom)で毎月の理事会を開催しています。理事会にあわせて、不定期に内部学習会も行っています。 先月は11月19日に賛助会員の濱崎研治さん((株)リスク・マネジメント研究所)に「生命保険契約の流通化プロジェクト」というテーマで発表していただきました。 参加者からは「保険会社から支払われる保険金を返済の原資とする融資については保険事故が発生して保険金が支払われる時期が合理的に予想できないのではないか」という意見も出され、融資のスキームをどのように組み立てていくか、案件ごとの課題が残されています。 以下、濱崎さんの発表要旨です。 ================================== コロナ禍は生活困窮者を今なお発生させ続けている。「特定非営利金融法人(以下、「NPOバンク」という。)」が行う「特定貸付契約」については総量規制が