シグマが6月27日に販売を開始した高級コンパクトデジカメ「dp2 Quattro」が話題を呼んでいる。35mm判換算で45mm相当となる単焦点レンズは従来モデル「DP2 Merrill」を継承しているものの、グリップ部が後方に大きく出っ張った特徴的なデザインのボディーや、構造を改良した独自のFoveon X3ダイレクトイメージセンサーなどの個性的な装備が注目されている。実勢価格は10万円前後と高めながら、熱心な写真ファンがこぞってインターネットで購入報告をしているほどだ。気になるdp2 Quattroの魅力や実力を、早くからDPシリーズに触れている写真家の三井公一氏に深掘りレビューしてもらった。 ついに販売が始まったシグマの「dp2 Quattro」。大柄なボディーは、これまでのどのデジカメとも異なる個性的なデザインに仕上げられている。実勢価格は10万円前後 最近、ネット上で話題になってい