東京 北区の団地で、玄関前に置かれていた荷物を盗んだとして46歳の男が逮捕されました。警視庁は新型コロナウイルスの影響で人との接触を避けるため、宅配業者が玄関前に荷物を置く、いわゆる「置き配」をねらったとみて調べています。 警視庁によりますと、4月9日、東京 北区の王子五丁目団地で、玄関前に置かれていた衣類など114点が入った段ボール箱1箱を盗んだ疑いが持たれています。 調べに対し容疑を認めたうえで「この時期に行けば金めのものがあると思った。盗んだものはリサイクルショップで売った」と供述しているということです。 警視庁は、新型コロナウイルスの影響で人との接触を避けるため宅配業者が玄関前に荷物を置く「置き配」をねらったとみて調べています。 この団地や周辺では「置き配」の荷物が盗まれる被害が、ほかにも16件、確認されているということで、警視庁が関連を調べています。