「まずい」を「うまい」に変えたポカリスエット。 12ch系で放映される、経済ドキュメンタリードラマ『ルビコンの決断』 「まずい」を「うまい」に変えたポカリスエット 大逆転 を見て感じるところがあったのでブログに書くことにした。 前半は開発秘話で、ここまでならプロジェクトXと、なるほどねで終わったが、後半は市場に定着させるまでの苦労話で、ここからがおもしろかった。 会議室で試飲した役員は、「こんな、まずいものが売れるわけがない」。と、猛反対。これは、スポーツ飲料という市場がなかったためで、やはり売れなかった。では、どのようにして市場を定着させたかといえば、驚くべき方法だった。 新しい市場を作るためにあえてただで配る。 当時の大塚明夫社長は「定着するまで無料で配る」と大英断を下す。 発売当初、PRのために無料で配ったポカリ40億円(3000万本)以上で、売った本数より、配った本数の方が多かっ