先日、シノドスジャーナルに「この夏を乗り切るために私たちがすべき10のこと」と題して、節電しよう、みたいな文章を書いたのだが、昨日「報道ステーション」で、家庭やオフィスの具体的な節電提案をしていて、そうそうこれこれ、と思った。単に節電が必要、じゃなくて、視聴者に自分たちの問題ととらえさせようとしている姿勢は好感がもてる。 脱原発をアツく語り続けている同番組がやるべきなのは、電力が足りてる足りてるとぶちあげて危ない橋を渡らせることじゃなくて、圧倒的な節電でおもいっきり電力余らせて「なんだこれなら原発ほんとにいらないじゃん」とみんなに思わせるための具体的な提言だろう。根拠なくいうが、世の再稼働容認派の大半は原発が好きなんじゃなくて電力不足の影響がイヤなだけなので、産業界に無理をさせずにそういう状況を作れるなら、世論は一気に固まる。 でも、せっかくなら、テレビにはまだできることがあるはずだ。もっ