東京都内の無職の男(31)がきのう11日(2013年11月)、ブレーキの付いていない自転車で公道を走ったとして、道路交通法違反(制動装置不良)の容疑で逮捕された。ブレーキなし自転車での逮捕者は初めてという。 道交法では自転車の前輪と後輪にブレーキを取り付けることが義務付けられているが、逮捕された男は去年6月(2013年)、東京・渋谷区の路上を後輪にブレーキがない自転車で走行した疑いがもたれている。 競技用のBMX 男は「こんなことで逮捕されなんて思わなかった」と話しているというが、違反は今回が初めてではない。これまでに2度違反切符を切られ、再三出頭要請を受けながら、1年半にわたって無視し続け、悪質と判断されたのだ。 ブレーキを備えていない自転車の取り締まりはおととし(2011年)から強化され、検挙件数も2009年に2件だったものが、2010年に686件、2011年に1277件、2012年に