中国、韓国、世界で仕事をしてきたビジネスマンが読み解く時事問題。外国人とのビジネスで知った彼らの本質、政治家や評論家には見えない視点で迫ります。 北朝鮮の軍事的緊張ゲームがまた始まった。 北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備と見られる 動きを見せている事に関し、早ければ金正日総書記の誕生日である今月 16日にも発射可能だ。(韓国紙・中央日報、5日付) ミサイルらしい物体は米国の衛星が捕捉できる日中に移動している ことから、発射準備のような動きをわざと見せて緊張を高める狙い がある。(共同通信) 北朝鮮の緊張ゲームはもう誰も緊張しなくなった。 韓国紙も日本紙も今回のテポドン発射準備に対して冷静に分析して います。両紙の分析は「オバマ政権の北に対する具体的な対応方針が 固まる前に最大限の脅威を見せつけて、有利な協議に持ち込む事を 狙った常套手段である」と書いています。 つまり米