最近、なんかサッカー観たいなって、思うのである。 もともと、決して嫌いではない。 何を隠そう中学時代はサッカー部なのだ。 ただ、その当時サッカー部に出入りしていたコーチ、今思えば単なる近所の暇な大学生だと思うのだが、そいつに意味もなくさんざん走らされた挙句「遊びでやりたい奴はやめろ」などとわけのわからないことを言われた私は、自分とサッカーの関係性を完全に見失い、そそくさと部を退いた。それ以来、なるべくボールには触れないようにして生きてきたのである。 観戦する方についても、専らアジアカップの決勝とか、オリンピックの最終予選とか、要するにそういう本質的にサッカー関係なく盛り上がるイベントに末席で参加するくらい。まあだからつまり、「決して嫌いではない」というレベルだったのだ。 それが今になって一体どうしたのかと言う話だが、これがまた、日本の若い選手たちが頑張っているのが、純粋に嬉しいのである。