※本ブログでは記事中にPRを含む場合があります 毎月分配型投信をめぐる推進派と反対派の論争が長らく続いて来ました。 それぞれの主な主張は、推進派は「増やしながら取り崩すニーズに合っている」、反対派は「分配金が出ると複利効果が減り効率的ではない」というものです。 両者の主張はかみ合うことがなく、いきおい感情的な言い争いに発展するケースもしばしばありました。 感情や考え方とは関係ない「事実」として、すべての投信の分配金は、純資産を削って支払われます。当然、分配金を支払った後は、その分投信の基準価額は下がります。 分配金は、儲けた利益から支払われるとは限りません。利益がないのに分配しようとすると、投資家の元本を払い戻すしかなくなります。 利益の範囲で払われる分配金を「普通分配金」と呼びます。 これに対して、元本を取り崩して払われる分配金を、以前は「特別分配金」と呼んでいましたが、「特別」というネ