袋小路に陥った日本は、これからどうなる? 未来に向けて、今の子どもに必要なスキルと価値観とは?『AERA with Kids秋号』(朝日新聞出版)では私たちが今いちばん知りたい答えについて、『シン・二ホン』の著者でヤフー株式会社CSOの安宅和人さんと花まる学習会の高濱正伸さんが対談してもらいました。 * * * 高濱 『シン・二ホン』、夢中になって読みました。どういうきっかけでこの本を出したんですか? 安宅 僕はこれまでずーっといろいろな場所で、それこそ役人にも、企業人にも、学生にも、今のままでは日本は危ない、変わらなきゃいけないって言ってきたんです。みんな、「なるほど」とうなずきはするんだけど、ちっとも変わらない(笑)。これはもしかしたら話すよりも本のほうが、より多くの人にメッセージが届くのかなと思って。 高濱 届いたんじゃないですか。売れに売れてますよね。 安宅 この国が少しでもマ
岡山大学とベネッセがSDGsを軸に3カ年の共同研究「瀬戸内サステナビリティ&ウェルビーイング研究プロジェクト」を開始 2020年09月23日 本学と株式会社ベネッセホールディングス(以下「ベネッセ」)は、両者が注力するSDGsを軸に、2020年度から2022年度の3カ年をかけて、地域の持続可能性と「well-being:ウェルビーイング」の学術的研究を共同で進めることを決定しました。直島メソッドならびに公益資本主義が、直島・犬島・豊島の3島を中心とした地域や住民の「well-being:ウェルビーイング」にもたらした変化とそのメカニズムについて調査し、学術的な成果としてまとめます。 共同研究にあたり、本学の槇野博史学長は「新型コロナウイルスの流行を経て、新たな社会を作っていくにあたっては、人間の価値や豊かな生き方が重要になります。SDGsを推進してきた本学とベネッセの共同研究を通じて、サス
熊本市の教育が目指すものを1枚で表したのがこちらです。先日の講演で使った資料です。 「豊かな人生とよりよい社会を創造するために、自ら考え主体的に行動できる人を育む」を、令和2~5年度の教育振興基本計画の基本理念(市長が定める「教育大綱」の要約でもあります)としました。これは、OECDが2030年までの教育のビジョンに掲げるAgency(エージェンシー)という考え方に沿ったものです。 点線内にある、「働きかけられるというよりも自らが働きかける」「型にはめ込まれるというよりも自ら型を作る」「他人の判断や選択に左右されるというよりも責任を持った判断や選択を行う」というのは一見、一部の尖った人が言っているようなことにも聞こえますが、決してそうではありません。OECDの各国が共同して作り上げた、国際的に共有された目標であり、これから各国がこうした教育を進めていくわけです。 熊本市も、この理念を全ての
Photo credit: 蜷川実花氏(リモート撮影) プロサッカー選手で KSK Angel Fund の運営でも知られる本田圭佑氏、FiNC Technologies 創業者で元 CEO の溝口勇児氏、ネスレ日本元 CEO の高岡浩三氏は、「WEIN 挑戦者 FUND」を設立したことを発表した。国内スタートアップ向けに、ウェルビーイングやオープンイノベーションに特化して投資する。設立者でもある3人が代表パートナーを務める。 最初のファンドは「0号ファンド」と位置付け、代表パートナーの3人に加え起業家やエンジェル投資家らから最大20億円程度を集める。投資対象は、「孤独・退屈・不安」といった21世紀の課題を解決するスタートアップや起業家。チケットサイズへの言及はないが、アーリーステージの創業を支援する位置づけから数百万円〜数千万円程度と推定される。 WEIN 挑戦者 FUND は、代表パー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く