自分の意見を押し殺すことが「和を以て貴しとなす」ではない 村田太氏(以下、村田):私なりに「オランダの魅力って何だろう?」というところを、少しみなさんと共有できればと思います。 まず、アサーティブな(自己主張する)人たちだなと思いました。 「私」を主語にすることにすごくこだわる部分がありつつ、対話を大切にして、「自分さえ良ければ」ではなく、ちゃんとお互いがwin-winになる関係を幼少期から学習しているので、大人の世界もそうなるんだなと思いました。 それはシチズンシップの教育義務化とか、今菜央さんに紹介いただいた「民主主義は練習できる」もそうかもしれません。 「なんでここまで対話にこだわるのかな」と思ったんですけど、「『他者と関わる』ことを通じて、社会をより良くしていこう」、要するに「そこが積極的でない人たちでは、社会をより良くできない」というコンセプトがオランダ社会にあって。 「世の中を
![仕事でハムスターのように自分が回っていると感じたらすべきこと 「自分の幸せ」を知るための第一歩](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dc5c8feafac3d06f556cbfb66aeda0e226f739d3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.logmi.jp%2Farticle_images%2FtBqZ6ZzYuUTD1XceCG9HH.jpg)