北海道教職員組合(北教組)が行った組合員を対象にした調査で、部活が教員の時間外労働、つまり残業を増やしていることが改めて明らかになった。教員の働き方改革のなかで部活についての議論は不可欠だが、単純に部活を廃止したからといって問題がすべて解消するわけでもなさそうだ。 |中学・高校で教員の残業時間が減少 北教組が今年9月1日から9月30日の期間について行った「勤務実態記録」の集計結果を公表している。文科省は教員の残業時間の上限を月45時間としているが、それに近いのは小学校の教員だけで、時間外在校時間(残業時間)は平均45時間34分となっている。それにしても、持ち帰り業務が平均12時間10分となっているのだから、改善されているとは言いがたい。 さらに注目すべきことがある。昨年も同様の調査が行われているのだが、昨年と今年を比較してみると、残業時間について「中学校と高校での減少が顕著である」という結
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