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2022年1月12日のブックマーク (2件)

  • 教員の負担軽減阻む「聖職者メンタリティー」の罠 | 東洋経済education×ICT

    身を削る「聖職者メンタリティー」に変化なしの1年 ――2021年を振り返り、教育現場の働き方改革の現状をどう捉えていますか。 コロナ禍だったので評価は難しいですが、消毒、検温、体調や出欠の管理、教室の換気など、日常業務での教員の負担は増えました。修学旅行や運動会などの行事が延期になるたびに仕切り直したり、コロナ禍で不安を抱える保護者への対応が増えたりといった負荷も大きかったと思います。 一方、負担が減った部分もあります。安全面から部活動の実施を減らす、式典や行事における保護者や来賓の参加はリモートにして簡略化する、修学旅行を遠足に変更するなど、規模を縮小するケースも多かったです。そのことで業務が楽になったという教員の声も聞きます。 卒業式では簡素化によって教員の負担が減っただけでなく、限られた時間だからこそ式典後に子どもたちにしっかり語りかけることができた、というエピソードもありました。教

    教員の負担軽減阻む「聖職者メンタリティー」の罠 | 東洋経済education×ICT
  • 親の格差が生む教育格差、家庭の重要性増す背景 | 東洋経済education×ICT

    山田昌弘(やまだ・まさひろ) 社会学者、中央大学教授 1981年東京大学文学部卒。86年同大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京学芸大学教授を経て2008年より現職。専門は家族社会学。愛情やお金(経済)を切り口として、親子・夫婦・恋人などの家族における人間関係を社会学的に読み解く試みを行っている。基礎的生活条件を親に依存している未婚者の実態や意識について分析した著書『パラサイト・シングルの時代』(筑摩書房)は話題を呼んだ。1990年代後半から日社会が変質し、多くの若者から希望が失われていく状況を『希望格差社会ー「負け組」の絶望感が日を引き裂く』(筑摩書房)と名付け、格差社会論の先鞭をつけた。結婚活動、略して「婚活」の造語者でもある。『日少子化対策はなぜ失敗したのか? 結婚・出産が回避される当の原因』(光文社新書)、『結婚不要社会』『新型格差社会』(ともに朝日新書)など著書多

    親の格差が生む教育格差、家庭の重要性増す背景 | 東洋経済education×ICT