スイス・ジュネーブ(Geneva)近郊にある世界最大の粒子加速器「大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider、LHC)」のコントロールセンターで、陽子ビームが過去最大の1.18 TeVまで加速されたことを示すコンピューター画面(2009年11月30日撮影)。(c)AFP/CERN 【12月1日 AFP】欧州合同原子核研究機構(European Organisation for Nuclear Research、CERN)は30日、世界最大の粒子加速器「大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider、LHC)」が、陽子ビームを過去最大のエネルギー量にまで加速させたと発表した。 20日に稼働を再開したLHCは30日早朝、陽子ビームをエネルギー量1.18 TeV(1.18兆電子ボルト)にまで加速させた。これまでの世界記録は、米フェルミ国立加速器研究