不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 折口信夫さんの『古代研究』(1.祭りの発生)を結構苦労しながら読んでいます。 とにかく文字のない古代をテーマに、古語を相手にした、大正時代に書かれた本ですから、はっきり言って読みやすいとはいえません。それでほかの本を読むのと違って時間がかかる。いったんは読むのを中断したりもしました。 ただ、だんだん読み進めていくうちに、徐々にですが読むコツがわかってきます。書かれている内容の理解もすこしずつ進んできます。そうすると、自然と読むのが楽しくなってくる。徐々にですが、読むスピードもあがってきます。 学ぶ姿勢ができていないのに、何でも教えてもらおうと思っても学べない自分自身でもそうした経験をしながら思うのは、学ぶということにはこうした苦労と執着が不可欠だということです。 何でも他人