タグ

ブックマーク / d.hatena.ne.jp/zoot32 (4)

  • なぜ福袋は売れるのか - 空中キャンプ

    初売りのセールで働いている、アパレル関係の方たちの意気込みにはすごいものがあり、たしかに2日から仕事ともなれば、あのテンションじゃなきゃやってられないのだろうし、一年でいちばん忙しい日だからこそ、販売員の魂にも火がつくのであろう。売る気まんまんである。「いらっしゃいませー」の声がいくぶん咆哮に近い。スクリーム。そうしてがんばっている人を見るのは、いかにも正月らしく威勢がいいものだ。デパートはどこも、ちょっとしたお祭りである。精算するのにも列ができていて、レジに辿りつくのに25分待った。を持ってきておいてよかった。 しかし毎年の疑問ではあるが、なぜ福袋はあれほどに人気なのだろう。たいていどの店も福袋を準備しており、開店早々になくなっていくのだが、中身がなにかわからないものに対してお金を払うというのも、考えてみればふしぎな話だ。そんなあやしげな商売の手法が、正月限定で成り立っているのである。

    farce-a-gogo
    farce-a-gogo 2008/01/04
    選択を他のなにかに委ねるというのは、なかなかいい知恵である
  • 2007-12-23 - 空中キャンプ

    みなさんお元気ですか、空中キャンプを書いている者です。 さて、みなさんの2007年はいかがだったでしょうか。わたしはさほど変化のない、いささか地味な一年でしたが、それはいいことなのかも知れません。よくもなし、わるくもなし。その、プラマイゼロ感が。もちろん、07年が節目になった方もいらっしゃるでしょうから、そうした方はさらに上昇していっていただきたいです。わたしも、来年はちょっとだけしあわせをつかみたい。しあわせは、なにげに手にいれたいね。 さて先日、07年の映画についてのアンケートをおねがいしました。それらをもとに、今年の映画でいちばんおもしろいのはなんだったのか、ふりかえってみたいとおもいます。あらかじめ、みなさんにおねがいしたアンケートは、このようなフォーマットでした。 名前(id、もしくはテキトーな名前)/性別 2007年に劇場公開された映画でよかったものを3つ教えてください 2で選

    2007-12-23 - 空中キャンプ
  • 2007-01-02 - 空中キャンプ

    (内容に触れています) 歌舞伎町にて。諸事情ありつつも、けなげにがんばった市川由衣にはぐっときました。リアリティあってよかったですよ。この映画にはいろいろとかんがえさせられました。それは、人がひとりの相手を選ぶ、という行為のむずかしさについてである。男が女を、もしくは女が男を選ぶ場面において、その動機が純粋であるとか不純であるといった基準はあまり意味がないのではないか、といったことをかんがえました。 劇中、市川は、ふたりの男のうちどちらかを選択しなければいけない。ひとりは玉山鉄二、もうひとりは成宮寛貴。市川はどちらかの子どもを身ごもっている。玉山も成宮も、ともにミュージシャンである。ふたりとも男前であるため、ルックスは同等とかんがえても、市川がどちらを選択するのかという基準は、おおよそ以下にまとめられるとおもう。 人間性 成功度 収入 愛情 妊娠を告げた時の反応 まずは玉山の場合。 冷たい

  • 空中キャンプ - すべてのものが性的であるならば

    他人にはあまり話していないことだが、僕は医者に通っている。性欲がつよすぎるのだ。性的な欲求が、自分自身で抑制できる範囲をすっかりこえてしまったため、専門医のところへ通って治療している。治療の効果については、よくわからない。性欲はまったく減退していないが、治療そのものは続けている。治療とはたいてい、そのようなものだと僕はおもう。にきびができたとき、僕はクレアラシルを塗ったけれど、それが効いているのかどうかについてはよくわからなかった。治療とはある種、呪術的な要素を含んでいるのだと僕は想像する。人は僕のことをわらうが、性は誰にとってもいささかむずかしい問題である。僕はただ、その取り扱いに多少の困難があるだけだ。それを恥じてはいない。 「先生、もうがまんできません。だってほら、あの女性、服の下は全裸です」と、僕はいった。先生は、蝶の羽化をながめる子どものような目で僕をみてから、手元のノートにいく

  • 1