春休みから本格的に受験勉強を始める高校生も多いだろう。受験勉強というと、予備校に通ったり、分厚い冊子の参考書や問題集を解くといったイメージを抱くが、近年、オンラインで勉強するというスタイルが定着しつつあるという。リクリートマーケティングパートナーズが2011年よりスタートした「受験サプリ」もその一つだ。無料で大学入試過去問をダウンロードできたり、センター試験の模試を受けることができたりするほか、月額980円で実力派の予備校講師の講義をいつでもどこでも受けることができるサービスだ。 「受験サプリ」は2012年7月から本格稼働され、2014年1月には無料会員数が累計100万人を突破。2013年度の受験生で見ると、2人に1人が活用したという。 このようなサービスが、多くの受験生に受け入れられた要因はどこにあったのだろうか。受験サプリの編集長である松尾慎治氏(リクルートマーケティングパートナーズ)
![大学受験の地域間・所得間格差を是正するオンライン予備校がもたらす受験の未来](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/61b0ff92d3fccb8df8633f12f54294726d7a0722/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2F8%2F1200wm%2Fimg_4848eac360c02156d379ae38a157e68117538.jpg)