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  • 黒汁滴る女性ジャズ・ヴォーカル42傑

    「奇妙な果実」。そして「禁断の果実」。 ~黒人女性ジャズ・ヴォーカルの開拓者たち1950年代から1960年代後半にかけてアメリカ中を揺るがした黒人解放運動の大きな流れは、音楽の世界にも当然の如く大きな影響を与えました。サム・クックしかり、ジェームス・ブラウンしかり―――。 遡ること10余年。1939年という遙か昔に存在した、黒人差別の問題を直接的に訴えかける衝撃的な歌詞をもつ曲「奇妙な果実」。この曲を初めて、NYのナイト・クラブ「カフェ・ソサエティ」で披露したのが、ご存知ビリー・ホリデイでした。 南風に揺れる「奇妙な果実」。黒人に対する差別、横行するリンチをメタファーとしたこの歌は、大論争を巻き起こし、間もなく発売されたレコードは大きな成功を彼女にもたらしました。「『奇妙な果実』は、頑固な偏見を持つ人と真っ直ぐな人を分ける力がある」と、彼女自らが語ったこの曲のヒットがあって初めて、真のブラ

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