添え物のレモンを絞るとき、気をつけないと果汁が飛び散ってしまいます。レモンの切り方、和食(箸)と洋食(ナイフ、フォーク)で絞り方が違うので、粗相の元にならないよう、レモンの扱いをマスターしておきましょう。くし切りのレモンは、和食の場合は右手でレモンを持ち、左手でそれを覆い隠すようにしながら絞ります。洋食の場合は、左手のフォークで果肉の真ん中を刺して持ち上げ、右手でそれを覆うようにしながらそっと絞ると、果汁がフォークを伝わり周囲に飛び散ることもありません。いずれの場合も、レモンの皮を持って絞るため果汁に触れずにすみ、親指・人差指・中指の指先でつまむとエレガントに見えます。 輪切りのレモンは、手で絞るものではありません。和食の場合は、料理の上にレモンをのせて箸で軽く押し付けるようにします。両手に箸を持ち、互いに刺した箸をまわし絞る方法もありますが、正式な席では控えましょう。洋食の場合は、左手の