“消えた”子ども1000人超 12月22日 14時20分 親から虐待を受けて家に閉じ込められたり、経済的理由で自分の意思に反して義務教育さえ受けられなかったり。 社会とのつながりを失っていた子どもがこの10年で少なくとも1000人余りに上ることが、NHKが行ったアンケート調査で分かりました。 報道局社会部の松井裕子記者が解説します。 “消えた”子ども1000人超 私たちが取材を始めたきっかけは、ことし5月、神奈川県厚木市のアパートの一室で1人の男の子が白骨化した遺体となって発見された事件でした。 父親に放置され衰弱死したとみられ、死後7年以上が経過していました。 ごみの散乱した部屋で一人、亡くなっていった男の子。 今もどこかで助けを待っている子どもがいるのではないか、私たちはそう考え、何らかの理由で社会との接点を断たれた子どもたちを“消えた”子どもたちと捉えてアンケート調査を行い
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