これまでの無断リンク禁止宣言に関する一連のエントリーにて、無断リンク禁止宣言の本質的効果についての論理構築にチャレンジしてきたわけですが、一旦まとめておいてみたいと思います。なお、これまでのエントリーは本まとめに至るための試行錯誤の過程であって、本まとめとの間に論理的に整合性のつかない場合もあります。その場合、整合性のつかないものは破棄され、本まとめに現れる論理に修正されたものとします。 まず、本まとめで扱う言葉の語義について説明します。「嫌がらせ」という言葉の語義についてですが、「相手にとって嫌な行為であると知っているにもかかわらず相手に対してその行為をする行為」という意味で扱います。「無断リンク行為」を「リンク先のサイトが事前にリンクをされることを知り得ない状況のもとでなされるリンク行為」と扱います。「無断リンク禁止宣言」は、「どのようなサイトからも無断リンクをされるのは嫌であるという