ロードバイクに乗る人であれば「カーボンキラー」という言葉をよく聞くと思います。 一般的にはCannondaleの高性能なアルミロードCAAD12を指して呼ばれるコピーですが、この呼び名を聞くとどこか恥ずかしさを感じるのは僕だけではないはず。 アルミにはアルミの良さ、カーボンにはカーボンの良さがあり、違う素材同士、殺り合うことが前提ではありません。あくまで予算や用途との兼ね合いでどちらが自分に適しているかを選ぶだけの話。 それでいて、あえてカーボンを目の敵にした物騒な言葉で、安価なアルミフレームの優位性を主張するところに違和感を覚えます。 加えて気になるのが、「海外ではカーボンキラーと呼ばれている」ということを時折目にすることで、”Carbon Killer”という変なニュアンスの言葉が公式に使われるとは考えづらく、どこでそう呼ばれているのか疑問でした。 そこで、この「カーボンキラー」という
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