飯塚市長選で当選を決めた片峯誠氏(右から3人目)と、万歳三唱の発声をする教え子の橋山公世さん(左から2人目)=26日午後11時5分、福岡県飯塚市写真を見る 【解説】前市長と副市長の賭けマージャン問題に端を発した今回の飯塚市長選は、投票率が43・14%と前回よりは4・79ポイント上回ったものの、2006年の合併後4回あった市長選のうち2番目に低い数字にとどまった。一連の問題で全国から注目され、前市政の継承か刷新かという対立軸があったことを考えれば、市民の関心が高まったとは言えない。 「目標は50%超えだった」。初当選した前市教育長の片峯誠氏(60)は、記者にそう語った。全国から批判を浴びた飯塚市政の信頼回復を目指す一歩目の選挙で、投票率が低迷すれば市民からそっぽを向かれていると内外に受け止められかねない。市政に市民の目を向けさせたいとの思いが強かった。 西日本新聞が期日前投票者に行った出口調
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