『ローマ人の物語』の1巻が刊行されたのは1992年7月。強引にサッカーの話題に振ると、まだJリーグもスタートしていませんでした。 日経平均株価は89年の大納会に38,915円87銭を付けたのをピークに下落に転じていましたが、まだ、バブル経済が本格的に崩壊したことを誰も信じられない時期でした。その後97年の大手金融機関の連続的な破綻を経て、ゼロ金利、量的緩和という非常措置がとられることによってようやく自律的な、しかしあまり実感の伴わない景気回復局面に落ち着くという推移がこの15年の間にありました。 ネット環境も変わりました。最初に『ローマ人の物語』の書評をネット上に載せたのは、FBI NETという草の根BBSと呼ばれるパソコン通信でした。その後、Nifty、掲示板へと移り、今ではBlogになっています。いまや読書計画は放棄しているのですが、たいしたものではないにせよ、そうした計画をたてていた
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