印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 前々回の「働かない『働きアリ』と ジャック・ウェルチの過ち」を書いた後、その中で取り上げた長谷川英祐准教授に『働かないアリに意義がある』という著作があることを知った。読んでみて、アリには組織の存続を賭けた過酷なキャリアパスがあること、「怠け者」は徹底的に怠け者で、死ぬまで働かない働きアリもいることを知った。 そして、そのすべてがアリ社会の存続のためなのである。どうやら、アリ社会から我々が学べることは、まだまだありそうである。 アリの冷酷なキャリアパス アリは人間同様に社会性生物であり、組織として生き残ることにその行動は最適化されている。そして彼らは現在も勝ち抜いているのである。 故に、その行動様式には組織戦略として学ぶところがあると考え