Flashが備える「DisplacementMapFilter」クラスの仕組みを使うと,「置き換えマップ」と呼ばれる色の情報を使ってFlashムービーに変形効果を加えられます。手作業では作成するのが大変な映像表現も,比較的簡単に作成できます。 ムービーに変更効果を加える 図1のムービーは,既存のムービークリップ・インスタンスを,スクリプトによってゆらゆらと揺れるように変形するものです。昭和テイスト溢れる表現を,1枚の絵とスクリプトだけで実現できますね。 図1●ゆらゆらと歪みをおこすムービー(クリックするとムービーを表示します) このような「DisplacementMapFilter」クラスを使った仕組みを用意すれば,あらかじめ用意しておいたムービークリップや画像だけでなく,ユーザーの描いた絵や,用意した画像なども,スクリプトによって変形することができます。 置き換えマップは「レンズ」の役割
