分解した数をさくらんぼのように書くことから名付けられた「さくらんぼ計算」。たびたび批判の的となる計算方法ですが、果たしてこれは教育の「改悪」なのでしょうか。 私たち親世代が小学校低学年のころ、2桁の繰り上がり・繰り下がりのあるたし算やひき算をどんな風に勉強していたか覚えてらっしゃいますか? 「指折り数えた」「筆算を使っていた」など、様々なやり方が出てくると思います。 しかし「さくらんぼ計算でやった」という記憶をお持ちの方は、恐らくいないのではないでしょうか。TwitterなどのSNSでも「余計わかりにくい」「暗算ができる子を減点するのはおかしい」など、たびたび批判の的となる現代の計算方法「さくらんぼ計算」。 果たしてこれは多くの方が疑問に感じているように、教育の“改悪”なのでしょうか。徹底考察してみたいと思います。 ◆「さくらんぼ計算」って本当に最近できたの?ところでさくらんぼ計算って、本