正解は3番です。現在販売されている無線LAN機器で採用されている暗号方式には,WEP-64ビット,WEP-128ビット,WPA-TKIP,WPA-AESの4種類があります。暗号キーを入力する手順はどれもほぼ同じですが,方式によって暗号強度には差があります。暗号強度を高い順に並べると,(2)WPA-AES − (1)WPA-TKIP − (3)WEP-128ビット − (4)WEP-64ビットになります。 WEPは現在,無線LANで最も一般的な暗号方式です。アクセス・ポイントとパソコン側に「WEPキー」と呼ばれる共通の暗号キーを入力し,これを基に作った暗号鍵で通信データを暗号化します。WEPには暗号キーの長さによって64ビット(英数字で5文字,16進数で10桁を入力)と128ビット(英数字で13文字,16進数で26桁を入力)があります。暗号キーは長い方が生成後の暗号鍵の複雑性が高まりますから