マイナンバー制度のスタートから来年ではや10年。マイナンバーの付与に始まり、マイナンバー付きの身分証明書の発行によって利用シーンがどんどん増えている。 その活用によって実はお得になったり、イベントの混雑緩和につながったりするメリットも出てきているようだ。今回はまだまだ知られていない「マイナカード」の最前線をご紹介しよう。 「マイナカード」は行政手続き以外での活用へと拡大中 マイナンバーは2015年10月に始まった制度で、日本で住民票を持つ人にはすべて12桁の番号が振り分けられている。 そのマイナンバーを記載し、ICチップにデータを埋め込んだ形で発行しているのがマイナンバー付きの身分証明書「マイナカード」。 「マイナカード」の導入により、行政機関への申請や書類の発行が手軽になったことの認知は広がっているが、実はほかにもメリットが生まれている。 ■銀行や大学で広がる活用の幅 今急速に広まってい