Published 2022/02/22 18:00 (JST) Updated 2022/02/22 18:17 (JST) 総務省消防庁は22日、救急車の到着後も搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が14~20日の1週間に全国52の消防で計6064件あったと発表した。前週(7~13日)から324件、6%増え、6週連続で過去最多を更新した。 新型コロナウイルスのオミクロン株による「第6波」の影響で、病床や医療人材が逼迫していることなどが要因。第5波でピークを迎えた昨年8月第2週の3361件を大きく上回り、初めて6千件を超えた。 呼吸困難や発熱などの症状があり、新型コロナ感染が疑われるのは34%に当たる2032件で、前週から35件減少した。