延岡市が導入を目指す「空飛ぶクルマ」の試験飛行をめぐって、市長と議会が対立しています。 議会側が試験飛行に伴う費用を補正予算案から削除する修正を行ったのに対し、市長が異議を申し立て、この費用を盛り込んだ原案が11日の臨時議会で採決されましたが、否決されました。 焦点となっているのは、延岡市が国の交付金を活用して次世代の移動手段として注目される「空飛ぶクルマ」の試験飛行などを行うおよそ3億円の事業費です。 延岡市では4年後から救急現場でドクターヘリに代わって空飛ぶクルマを活用することを目指し、試験飛行や離着陸場の選定などに必要な費用を盛り込んだ補正予算案を6月議会に提出しました。 しかし、議員側から「もっと時間をかけて審議すべきだ」などとして試験飛行などの費用を削除した修正案が提出され、今月7日に可決されたため、読谷山市長が議決をやり直す「再議」を申し立てました。 これを受け、11日開かれた
2024年4月から「トラックドライバーの労働時間が短くなることでこれまで通り荷物を運べなくなる問題」とされる「2024年問題」。 「物流危機は終わらない」などの著書がある首藤若菜立教大学経済学部教授に聞くと、私たちが当たり前に思っていた便利な生活の裏が見えてきた。【聞き手・須藤孝】 ◇ ◇ 荷物が「翌日」に届かなくなる ――そもそも2024年問題とはなんなのでしょうか。 首藤氏 「荷物が運べなくなる」こと自体がどういうことか分からない人も多いと思います。スーパーで並んでいる肉や野菜はすべて、誰かが運んできたものです。 翌日に店頭に並んでいたものが、翌々日になるかもしれないし、棚に商品が並ばなくなるかもしれない。ドラッグストアでも、ネット通販でも起きる問題です。 …
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