[東京 13日 ロイター] - NTT は13日、東西地域会社で光回線のサービス卸事業を開始すると発表した。これまで東西会社は「フレッツ光」として直接エンドユーザーに提供してきたが、サービス卸により、通信キャリアや設備を持たない事業会社が自社ブランドで光サービスを提供できるようになる。夏をめどに条件を提示し、10─12月期の半ばに提供を始める。 一部の設備を貸し出すのではなく、コアネットワークを含めた光回線をサービスをとして卸で提供する。幅広い分野の事業者に公平に提供、現行法でも提供可能という。NTTドコモ が卸を受ければ、光回線と携帯電話の「セット割」も可能となる。 会見した鵜浦博夫社長はサービス卸について「固定、移動のセット割についての解であり、その道を拓いていくものだが、それだけを目的としたものではない。単なるシェア争いの道具としての卸モデルではない」と強調。「モバイル、WiFi、近