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難解に関するfenethtoolのブックマーク (3)

  • ゼロ年代の「内向の世代」 - 仮想算術の世界

    …というわけで、ネット断ちしてました。最近はトーマス・マンの『魔の山』とかアウグスティヌスの『告白』とか李漁の『十二楼』とか読んで、それぞれに面白かった。凡庸きわまりない言い方ですが、やはり古典とはすごいものです。たとえば、『魔の山』は第一次世界大戦でヨーロッパ世界が根的に変わってしまう、その手前を描いたおとぎ話です。もし同じようなことを、いまの日でやるとしたらどんな文学になるだろうと考えてしまう。 実際、ゼロ年代は、戦後日が蓄えてきた社会的遺産がぼろぼろに潰えていく10年でした。「オタク・イズ・デッド」(岡田斗司夫)というのは、その象徴みたいなものです。僕は自分のことを明確に「ポスト戦後」の文芸批評家だと思っていますが、それはポスト戦後的な状態になる「前」がどんな社会だったのか、もうほとんどわからなくなっているということでもあります。純文学がどういうものだったのか、オタクがどうい

  • Codec的文化防衛論 - 仮想算術の世界

    濱野智史さんの今号のインコミの原稿「「ニコニコ動画」をめぐる冒険」はいろいろと考えさせられます。特に彼がニコ動とは「メディア」ではなくて「ゲーム」なんだと言っていることは重要だと思いました。確かに日の思考は、どんな立場に立っていようと基的に「メディア論的」なんですね。つまり、一方に手の加えられていない素の自然があり、他方でそれを人工的に再構成するメディアがあるという構図です。言い換えれば、自然と文化という二分法をけっこう愚直に守っている。文化というのは、この場合コード=約束事の集合体です。そして、ここ十数年の日で思考するということは、これまでにない新しいコード、新しいパラダイムを提案するということだった。大きな約束事、いわゆる大きな物語が壊れてしまったのであれば、中規模の約束事のクラスター(文化)をつくって、それで社会を維持すればいいというわけです。 しかし、ゲームというのはむしろ

  • 『ヒストリエ』 岩明均

    フェロモンボディのボディソープを買いました。  スリミング・セルライト対策のソルト系のボディソープとしてクチコミでも割と評価... 「美白フリークの愛用する6つの日焼け止め」で触れたイプサのプロテクター・デイシェルター・ブライトビジョンをまた買いました。 ...

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