今、この作業部屋では、 「London」 が、流れています。 自分で書いておいて、胸がじんと熱くなります。 雨のそぼ降るロンドンの街。 そうだったんです。 あの時、僕は、 何のあても、頼る知人もない「ただの外国人」でした。 そんなロンドンで、 ずっと僕に寄り添ってくれていたものがありました。 「希望」 「目標」には「立ち向かう困難」が、あります。 「希望」には、それがありません。 時間の制約も、約束も責任もありません。 この曲の持つ、ロンドンの情景は、 僕の目だけに映し出されたロンドンなのかもしれません。 もう、30年前のことになるんですね。 はるか昨日のことです。 ASKA