コミックマーケット96(2019年8月9日~12日)で話題を呼んだコスプレイヤーの中に、意外な形で時の人になった人がいた。 映画「男はつらいよ」の主人公・寅さんのコスプレイヤーを、撮影者が「元ネタがわからないけど格好いい」という感想を交えてツイッターに写真を投稿、それが「今の若い世代は寅さんを知らない!?」という驚きとともにネット上に広がった。 昭和の国民的映画の主人公に、令和の世でも扮し続ける理由は何か。J-CASTニュースは、「寅さん」コスプレイヤー本人に話を聞いた。 奇しくも渥美さん死去の年から 「男はつらいよ」の映画は1969年から1997年まで、特別編を含めた全49作が制作された。渥美清さんが演じた、トランクを片手に茶色のスーツと腹巻・雪駄姿で全国を旅する「寅さん」こと車寅次郎の風貌は昭和の日本人に親しまれたが、2010年代の日本ではさすがに縁遠い存在かもしれない。 寅さんのコス
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