というわけであれこれ考えてみた。id:hizzzさんのコメントに大いに触発されたところあり。というか前半はhizzzさんへのお返事だったのだけど長くなったのでこちらでとりあげることにした。非常に中途半端なんでアレですがとりあえず、ってことで。 「ニート」とリベラル(僕の用語で言えば「変なリベラル」(笑))の親和性が妙に高いのはやっぱり気になるところ。なんかそうやってリベラルとの関係で考えると、いわゆる「ニート」のうちの高学歴な自発的失業者の問題って、皮肉なことに60年代後半の学生運動とちょっと構造的に似てる気がする。まだまとまってないので思いつきですがつらつら書いてみます。 50年代までは大学へ進学するのは本当のエリートだけだったのが、60年代後半に一挙に大学進学率が高くなり、大卒者と世間(特に企業)の期待値に乖離が生まれた、という話がある(「教養主義の没落」竹内洋、ASIN:412101