2021年秋に新型コロナウイルス感染者の療養施設で起きた鹿児島県医師会の男性職員(2022年10月に退職)が起こした強制性交の疑いが持たれる“わいせつ事件”を巡る問題で、「合意の上での性行為」と強弁してきた県医師会の幹部二人が27日、顧問弁護士同席でわざわざ会見を開き、これまで以上に過激な主張を繰り広げた。 その中で立元千帆常任理事は、ハンターが報じた男性職員の“セクハラ・パワハラ”について、「そのような件で処罰された事実はない」「(訴え自体もなかった)と理解している」などと事実上否定。終始、男性元職員を庇う姿勢をみせた。男性元職員のセクハラ、パワハラについては22年11月に本サイトで詳しく報じており、医師会側の言い分に反論するため、加筆・修正して再掲する。(*県医師会の池田琢哉会長は6月15日に退任。本稿では当時の役職名のままとする) ■内部調査で明らかになっていた男性職員のハラスメント