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ブックマーク / walkeri.hatenadiary.org (2)

  • 父来たる2009 - 日々是魚を蹴る

    父が仕事で東京に出てきたので呑みに行った。父は教育畑の人で、あと1年少しで定年を迎える。ここ何年か県の教育庁で仕事をしていたが、今年度からはまた学校に転属になった。 その席で聞かせてくれた話がいろいろ面白かったので忘れないうちに書いておこうと思う。 父曰く…… 行政の仕事について 行政の仕事を経験してよかったのは、考え方が非常に柔軟になったことだ。 当の役所の人間も含めて、多くの人が勘違いしていることだが、役所で仕事をするというのは、ただ規則に従うことではない。 役所の仕事はとても多い。誰かのためになんとかしなければならないが、今まで誰もやっていないようなこともたくさんある。そのためにクリアしなければいけない手続きもまた多い。 しかし、その煩雑な手続きがあるから何もできないということはない。 たくさんの手続きの中で仕事を進めるには、柔軟な思考と想像力が必要になる。要はつじつまを合わせればい

    父来たる2009 - 日々是魚を蹴る
  • ダンクーガと三人の武器商人 - 日々是魚を蹴る

    アニメ『獣装機攻ダンクーガ ノヴァ』の設定、「戦場、紛争で一方が負けそうになると現れて、戦局をイーブンに戻して去っていく」というのがあまりにはた迷惑でびっくりしたので、ついこんなものを書いてしまった。反省はしていない。 アラビア半島の太陽は熱かった。 ユーリー・オルロフはテントの床にぐったりと腹ばいになったまま、双眼鏡を覗き込んでいた。砂漠用テントの厚い布地も、空気そのものの孕む熱を締め出すことはできない。噴き出す汗がすぐに蒸発し、肌に白く塩を残していく。 眼下の街では散発的な小競り合いが続いている。AKの銃声とRPGの発射音が、時折思い出したように沸き起こり、また途絶える。 イラク北部、キルクークの南西およそ40kmに位置する小さな街。あたり一面砂漠に囲まれたこの街はいま、国家の主権を争う二つの武装勢力が衝突する最前線となっていた。 ユーリーがこんな片田舎に来たのも、その衝突目当てである

    ダンクーガと三人の武器商人 - 日々是魚を蹴る
    fhvbwx
    fhvbwx 2009/01/21
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