5日午前10時10分頃、長野県茅野市豊平の共産党保養施設で、同党長野市議の伊藤将視さん(41)(長野市松代町松代)が首をつっているのを施設管理人が見つけ、119番した。 伊藤さんは茅野市の病院に運ばれたが、死亡が確認された。現場の状況や遺書が残っていたことなどから、茅野署は自殺とみて調べている。 伊藤さんは9月の長野市議選で初当選。選挙後、伊藤さんの支持者の土木会社社長ら3人が、他人になりすまして投票したなどとして公職選挙法違反(詐偽投票)容疑で逮捕され、長野簡裁から罰金15万~30万円の略式命令を受けていた。 同党県委員会や長水地区委員会によると、伊藤さんは事件の報道を苦に9月下旬から体調を崩し、10月下旬から保養施設に滞在していたという。同地区委員会は「残念の限りであり悲しみでいっぱい」とするコメントを出した。 長野市選管によると、市議選の次点で法定得票数を上回った山本晴信氏(61)(