離陸時には座席にしっかり座ってシートベルトを締め、ケータイなどの電波が出るものはスイッチを切る。安全な空の旅のために、搭乗客が守らねばならないルールです。しかし、それらを守らなかったとして、先日、米国では高校生101人とその引率者8人が、離陸前の旅客機から退去命令を下されました。この出来事に対して、米国市民の反応は「なんでもまかり通ると思っているティーンエイジャーを一喝した航空会社、素晴らしい」という意見のほか、「高校生グループを追い出したのは、裏には人種差別や宗教差別があるからではないか」といった批判的なものなど、さまざまな声が上がっています。 今回、学校が主催した旅行に参加していたのは、ニューヨーク・ブルックリン地区にあるヤシュバ・オブ・フラットブッシュという、ユダヤ教学校の学生たち。彼らは本来の予定では、米サウスウエスト航空の子会社であるエアトラン社が運航する便を利用して、ニューヨー
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