ノルウェー北部モーシェーン近くで、線路脇に横たわるトナカイの死骸を捉えた映像の一場面(2017年11月25日撮影)。(c)AFP/NTB SCANPIX/John Erling Utsi 【11月30日 AFP】冬の放牧地へ移動中のトナカイが列車にひかれる事故が相次いでいることを受け、ノルウェーの鉄道事業者は30日、同国北部を走る列車の線路沿いでのフェンスの設置を前倒しで進めると発表した。 中部ボーデ(Bodo)とその南450キロにあるトロンヘイム(Trondheim)を結ぶ線路では、新たにトナカイ17頭が死ぬ事故が発生し、同じような状況下で列車にひかれて死んだトナカイの数が、1週間で計127頭に上った。 こうした事態を受けて、国有の鉄道事業者「Bane NOR」は、2019年または2020年から予定されていた計画を前倒しし、来年から周辺地域で全長25キロにわたるフェンスを設置すると発表し
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