相続に関する民法改正案が6日、衆院法務委員会で審議入りしたそうです。 今国会で成立すれば、約40年ぶりの大幅な制度見直しとなります。 民法(相続法)の改正とは?? 民法(相続法)の改正は平成25年の非嫡出子の相続分の違憲判決を契機に様々な問題が提起され、平成28年6月に法務省HPで中間試案の取りまとめが公表されています。 法務省:「民法(相続関係)等の改正に関する中間試案」(平成28年6月21日)の取りまとめ 中間試案によると民法改正は次の5つの内容となっています。 配偶者の居住権を保護するための方策 遺産分割に関する見直し 遺言制度に関する見直し 遺留分制度に関する見直し 相続人以外の者の貢献を考慮するための方策 そして平成30年になってから改正要綱案が取りまとめられ、3月に改正法案が閣議決定され、国会に法案が提出されています。 資産税実務への影響は? 資産税関係で実務的に影響がでるのは