2018年02月24日15時32分 【通貨】為替週間見通し:ドル・円はもみ合いか、米金融政策の当面の方針を見極める展開 ■ドル・円は強含み、米国株高を意識したドル買いも 先週のドル・円は強含み。週後半の米国株は強い動きを見せたことから、ドルは主に106円台後半で推移した。米長期金利の低下を意識して投機的なドル買いは一服したものの、顧客筋などのドル需要が増えたことや短期筋の持ち高調整に絡んだドル買いによってドル・円は一時107円90銭まで買われた。 米連邦公開市場委員会(FOMC)の1月会合議事要旨で、経済について楽観的な見方が示され、成長見通しの引き上げで「さらなる利上げが適切」との見方が再確認されたこともドル買い材料となった。米大統領経済報告で日本の自動車市場を閉鎖的と批判し、貿易是正で為替レートでの調整について言及したことを受けて、ドルの上値はやや重くなったが、27日に行われるパウエル