[9.30 J1第28節 川崎F5-1C大阪 等々力] スーパーゴールが勝利を決定づけた。川崎フロンターレは3-0の後半13分、MF家長昭博から横パスを受けたMF森谷賢太郎がゴールまで約35mの位置から右足を一閃。アウト回転のかかったミドルシュートはゴール前で急激に落下し、ゴール右のポストを叩いてゴールネットに突き刺さった。 「トラップしたとき、前が開けたので、打ったらどうなるかなと思って打った」。圧巻のドライブシュートに「どこに当てたらどういうシュートが行くか、練習でもだいたいつかめていた。ちょっと当たり損ねだったけど、ああいうほうが不規則なボールになる。そういうコツはつかんでいる」と胸を張った。 ブレながら急激に落ちる“魔球”は森谷の専売特許だ。FW小林悠も「素晴らしかった。(森谷)賢太郎にはあれがある」と絶賛。昨年10月22日の広島戦でもドライブシュートを決めているが、「蹴り方が違う