川崎フロンターレは昨季、年間勝ち点2位という結果を残しながら、チャンピオンシップ準決勝で鹿島アントラーズに敗退。天皇杯決勝でも再びアントラーズに惜敗し、またも無冠に終わった。 そして、5年間指揮を執ってきた風間八宏監督が退任し(名古屋グランパスの監督に就任)、エースFWの大久保嘉人がFC東京に移籍するなど、一時代を築いた面々がチームを去った。 昨季も無冠に終わったフロンターレ。その悔しさを糧に、逆襲に燃える中村憲剛 今季は、昨年まで風間監督のサポート役を務めてきた鬼木達コーチが新監督に就任。新戦力には、前所属でもチームの主力だったMF家長昭博(大宮アルディージャ→)、MF阿部浩之(ガンバ大阪→)らが加入し、新たなスタートを切った。 1月中旬の始動から、すでに宮崎合宿を終えて沖縄キャンプへ突入。"鬼木イズム"は少しずつチーム内に浸透し始めている。 その新生チームで、悲願のタイトル獲得に向けて