サラリーマンは 「勤め人など割に合わない!」 と嘆き。 商売人は 「サラリーマンが一番得だ。」 と窘める。 底辺は、この会話を飽きる程に見てきたし、 底辺自身も両方の立場で、この会話に参加した事がある。 貴方もよく見る光景ではないだろうか? これは、 「人間は他人の環境が羨ましく見える。」 と云う事を意味するのだろうか? 違う 商売人の視点から見れば、サラリーマン(広義の被雇用者・バイト派遣含む)には、 大きな旨味がある。 商売人は被雇用者自身が無自覚のメリットを自然に見出し、純粋に評価しているので、 「サラリーマンが一番だ。」 等と言うのである。 別に皮肉でも追従でもない。 事業を営んでいる者の視点から見れば、大きな旨味が被雇用者にはある。 逆に、被雇用者は勤務先への評価を 賃金÷拘束時間 の指標でしか評価出来ない人が多い。 故に、今居る場所こそが宝の山である事に気づかずに不平不満を漏ら