俳優・サックスプレーヤーとして活躍する武田真治さんは、人気絶頂期に“うつ状態”に陥り、一時期実家に引きこもった経験を持つ。当時は「人に迷惑をかけてはいけない」と強く思っていた武田さんだが、回復してからは「どうやって人に甘えようか」と思えるようになったと話す。45歳で自身の特性に気づき、50歳を迎えた今「人生はのんびりでいい」と話す武田さんに自分らしさの見つけ方を聞いた。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオ/Yahoo!ニュース Voice) ――武田さんは、引きこもり状態になっていた時期があると聞きました。 武田真治: 20年ほど前、アイドルアクターとして注目していただいた後、社会的な作品にも出演していた、人気絶頂期と言われるような時期に引きこもりになっていました。その頃の芸能界は本当に過酷でスケジュールもどんどん埋まっていき、キャパオーバーになってしまったんだと思います。 肉体的なつらさはも