シェルスクリプトでアプリを作成 スクラッチ開発の効率を向上 アプリケーションは短いコマンドを並べて簡単に作る。簡単だから作り捨てでもかまわない。 そんな発想の下、誕生した開発環境が、ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所の「ユニケージ開発手法」だ。 誕生から6年の間に、流通業や小売業を中心にユーザーを増やしつつある。 ユニバーサル・シェル・プログラミング(USP)研究所は2004年設立の、まだ若いベンチャー企業である。そのため同社の「ユニケージ開発手法」は、国内外の老舗ベンダーが提供する開発環境に比べると馴染みが薄いかもしれない。だが、システム内製化の一環で流通業や小売業、外食産業の名だたる企業で採用が相次ぎ、にわかに注目を集めつつある。 例えば、良品計画はマーチャンダイジングシステムや、店舗間の情報共有基盤の開発にユニケージ開発手法を用いた。ローソンは全国約8500店舗の時間帯別売上